薄毛の対策をしているのに、思うように効果が上がらないってことありませんか?
薄毛にはいろいろな原因があり、それぞれ効果的な対策も異なってきます。
この記事では、薄毛の原因を分類し、原因ごとに効果的な対策を紹介します。
自分の薄毛の原因を知り、適切な対策で効果的に薄毛を改善していきましょう。
薄毛の原因/おもな5つの原因
薄毛の原因と考えられているものは、おもに次の5つ。
- 男性ホルモン
- 遺伝
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
- 外的要因
これらの原因が、単独だったり2つ3つが複合したりして薄毛になると考えられます。
そして、原因が変われば、対策も変わる。
薄毛の対策も、それぞれの原因別にくわしくみていきましょう。
薄毛の原因/男性ホルモンの影響
男性ホルモンの代表格と言えば「テストステロン」。
男性的な骨格や筋肉を作るのに欠かせないホルモンですね。
このテストステロンが5αリタクターゼという酵素と結びつくと、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンが生成されます。
DHTが毛根の毛乳頭細胞に結合すると、脱毛因子(TGF-β)が増え、髪の成長期が短縮し、薄毛に。
これがAGA(男性型脱毛症)とよばれる薄毛です。
AGAは、成人するころからだんだん多くなり、40~50代くらいからの薄毛の原因は、ほぼAGAだと言われています。
男性ホルモンの影響による薄毛の対策
日本皮膚科学会のガイドラインによると、AGAの治療にはミノキシジルの外用薬が最適(推奨度A)とされています。
ミノキシジル
もともとは高血圧症治療の内服薬として使用。治療中の患者に多毛が認められたことから、外用の発毛剤の成分として開発が進められる。
ミノキシジルは、毛包(毛根を包む組織)に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛させることが確認されている。
男性ホルモンの影響による薄毛(AGA)は、薄毛の中でもかなり根深いものということですね。
対策としては、ミノキシジルを配合した発毛剤をつかう、もしくは専門医を受診することになります。
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薄毛の原因/遺伝
遺伝による薄毛も、基本的にはAGA(男性型脱毛症)です。
遺伝の影響を受けるのは、テストステロンと結びついてDHTを生成する「5αリタクターゼ」。
遺伝的に5αリタクターゼの量が多いと当然DHTの生成量も増えますので、AGAの進行も早く、結果として薄毛が進行することに。
5αリタクターゼの量が多い方の薄毛は、抜け毛がとくに多いという特徴があります。
遺伝による薄毛の対策
5αリタクターゼの活性をおさえるのに推奨されているものとして
- フィナステリド
- デュタステリド
があります。
どちらも日本皮膚科学会のガイドラインではAGAに対して推奨度A(行うよう強く勧める)で、抜け毛の予防に高い効果が期待できます。
フィナステリド・デュタステリドともに内服薬で、女性には推奨されていません。
また、育毛剤に配合されている有効成分では
- エチニルエストラジオール
- 冬虫夏草エキス
- ヒオウギエキス
- ノコギリヤシ
などが、抜け毛をおさえるはたらきが期待できます。
フィナステリド・デュタステリドや育毛剤とミノキシジルを併用することで、AGAの対策がより効果的になります。
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薄毛の原因/生活習慣の乱れ
初期の薄毛の原因として多いのが「生活習慣の乱れ」によるもの。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか?
具体的には、以下のようなものです。
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 喫煙
- 高脂質・高カロリーな食事
- 過度な飲酒
つい、やってしまいがちですよね。
毛髪を作る栄養は、血液によって毛根にある細胞に運ばれてきます。
生活習慣がみだれると、血行不良をおこすことに。
血行が悪くなると、毛根の細胞までしっかり栄養がとどかなくなり、強くて太い毛を作ることができなくなります。
生活習慣の乱れによる薄毛の対策
生活習慣をしっかり見直しましょう。
栄養バランスのとれた食事をとり、しっかり睡眠をとる。
適度に運動をし、喫煙を控える。
飲み過ぎない。などなど…。
また、一度薄毛になると、すぐには戻らないこともしばしば。
放置すると、そのままAGAが進行してしまいかねません。
生活習慣の乱れでの薄毛は、まだ薄毛の初期段階な場合が大半です。
生活習慣を見直し、必要に応じて育毛剤で頭皮のケアをしながら薄毛の進行をおさえていくことがおすすめです。
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薄毛の原因/ストレス
日々のストレスによって血行不良をおこし、薄毛になることもあります。
現代はなにかしらストレスの多い社会。
社会人になりたての20代から、責任が重くなる40代・50代以上まで、ストレスによる薄毛のリスクは全年代にとって高まるばかりです。
ストレスによる薄毛の対策
ストレスをできるだけ少なくなるようにしましょう。
気分転換をする、お風呂にしっかりつかる、趣味に没頭する…。
頭皮をマッサージするのもおすすめですね。
かんたんな頭皮マッサージでも気持ちがよくなり、血行促進になります。
ストレスが深刻なレベルになりそうなら、カウンセリングを受けるものひとつ。
とにかく、リラックスを心がけましょう。
また、生活習慣の乱れによる薄毛同様、一度薄毛になると、すぐには戻りません。
副作用の心配がほぼない育毛剤を使用しながら、メンタルのケアをするのがおすすめです。
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薄毛の原因/外的要因
紫外線を長時間浴び続けたり、パーマやカラーリングなどで頭皮が傷んでしまい、薄毛になることがあります。
頭皮は毛髪にとって、畑みたいなもの。
畑の土が荒れていると、しっかりした作物は育ちませんよね。
また、洗髪するときにつめで頭皮を傷めたり、ドライヤーで熱風の当てすぎが原因の薄毛になることもあります。
外的要因による薄毛の対策
頭皮は普段、毛髪によって外的要因から守られているので、とてもデリケートです。
できるだけ刺激をあたえないようにして、頭皮をまもっていきましょう。
それでも、年々頭皮は衰えていくものです。
ちょっと気になってきたら、頭皮環境を整える系の育毛剤でケアするのがおすすめですね。
また、シャンプーの洗浄力が強すぎて頭皮が炎症をおこし、薄毛になることも。
育毛剤とセットの薬用シャンプーをつかってみるのもいいですね。
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薄毛の原因/女性の薄毛
女性特有の薄毛の原因としては、「女性ホルモンの低下」があげられます。
女性ホルモンが低下すると、ホルモンバランスがくずれ、男性ホルモンが優位に立つことに。
薄毛の状態としては、男性型脱毛症(AGA)のような状態になります。
ただし、男性のようにM字ハゲや頭頂部がツルツルになるようなことはあまりありません。
頭部全体に毛髪の密度がうすくなり、また、軟毛化するのでボリューム感がなくなるのが特徴です。
女性の薄毛の対策
女性ホルモンの低下による薄毛なので、女性ホルモンを取り入れることで対策できます。
おすすめなのは、女性ホルモン「エストラジオール」配合のサプリや育毛剤を使うこと。
女性ホルモンは、体内で生成することがむずかしく、外部から取り入れることで不足した分をうまく補うことができます。
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薄毛の原因/まとめ
薄毛の原因は、おもに5つ。
- 男性ホルモン
- 遺伝
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
- 外的要因
それぞれの原因に対して有効な対策をすることで、薄毛の予防や改善を促すことができます。
くわえて、女性特有の薄毛には、女性ホルモン「エストラジオール」配合のサプリや育毛剤が効果的。
自分の薄毛の原因を知ることで、より的確に薄毛の対策がとれるわけですね。
また、ストレスや生活習慣の乱れはすべての薄毛に影響します。
一度薄毛になると、改善するのにけっこう時間がかかるので、日ごろから注意していきたいですね。
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